中学校教育のために
みんなが楽しめる運動・スポーツ
体育の授業・総合学習・クラブ活動・課外活動
中学校期は、スポーツや運動を部活動や学外のクラブで専門的に取り組む生徒と、それほどは取り組むことがない、または、スポーツや運動に苦手意識を持っている生徒の2極化が進む時期となります。
私たちは、この両極化している課題を解決するためにも、運動の好き嫌いや運動神経に関わらずに取り組むことができる「鬼ごっこ」を、体つくりの為の男女ともに重要となる中学校期に取り組むことを提案しています。両者を分けるのではなく、一緒にみんなで取り組むことで、お互いを気遣う気持ち、コミュニケーション、仲間意識を醸成していくためです。
「鬼ごっこ」は、どのような生徒であっても、幼少期には必ず遊んだことがあります。教職員も、大きな負担なく鬼ごっこであれば、指導に当たることもできます。
しかし、鬼ごっこの遊び方や種類は、近年大きく減少してきており、教職員や生徒も多くの鬼ごっこを知っている方々は減少しています。私たちは、約3000種あると言われている鬼ごっこを、様々な学校の要望に合わせて、アレンジしてご提案をしています。
① 体育の授業
学習指導要領に準拠
誰もができるオールラウンドスポーツ
中学校の学習指導要領の保健体育の体育分野A項目における「体つくり運動」で、鬼ごっこを提案しております。
<体つくり運動>
・体ほぐしの運動
・体の動きを高める運動
・実生活に生かす運動
以上の3つの項目には、鬼ごっこはとても適しています。男子や女子にも関係なく、誰もが気楽に体を動かして、そして更に楽しく運動できる鬼ごっこは、中学校期の思春期の生徒にも、好評をいただいております。
また、鬼ごっこを楽しむためには思考力や創意工夫の力、さらには状況の判断力、鬼から逃げるためのチームワークや表現力が必要にもなります。
② 総合的な学習の時間
学習指導要領に準拠
グループ学習・異年齢交流・地域貢献・ボランティア
中学校の学習指導要領で文科省は、各学校は、地域や学校、生徒の実態等に応じて、横断的・総合的な学習や生徒の興味・関心等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動を行うものと、総合的な学習の時間をされています。
当協会では、中学生の生徒の方々に「鬼ごっこによる社会的課題の解決」のための取組を、学習課題として取り入れて、協会の行っている鬼ごっこの普及活動やスポーツ鬼ごっこ大会の運営などをボランティアスタッフとして協力をしてもらい、連携を深めていく活動をしています。
中学生にとっては、課題活動での異年齢の人との交流や、地域社会の住民との交流は、学校内だけでは学ぶことができないことを、得ることができます。
<具体的な提案>
・地域社会の課題解決の取組を協働すること
・子どもの運動環境、外遊びの環境づくりを協働すること
・高齢者や地域住民の健康増進の活動をすること
他にも、各学校のご要望に応じて、プログラムを一緒に考えさせていただきます。
③ クラブ活動・課外活動
放課後の活用・地域や人との交流
中学校期には、放課後の過ごし方によって、これからのキャリア形成にとって大きな意味を持ちます。当協会では、放課後の時間のクラブ活動や、学外での課外活動へ「鬼ごっこ」を提案しています。
<具体的な一例>
・「鬼ごっこクラブ」の創設する
・学外のスポーツ鬼ごっこ大会に出場する
・学外で行われている鬼ごっこの「IOA公認地域連盟・IOA公認地域愛好会・IOA公認クラブ」の活動に、ボランティアで参加をする