小学校教育のために
誰もが楽しめるのが鬼ごっこ
体育の授業・アクティブラーニング・総合学習
「鬼ごっこ」は、小学校期の子ども達は、誰もが遊んだことがあります。地域によって、遊び方やルールも違いますが、基本的には同じような種類の鬼ごっこで体を動かしています。
小学校の体育の授業、休み時間、放課後、クラブ活動、総合学習など、いろいろな時間で鬼ごっこを活用されているという事例は、日本全国の協会関係者からの報告を受けております。
そこで、よく課題として挙げられているのは以下の通りです。
<参考課題>
・体育の授業などで鬼ごっこの楽しい伝え方を知りたい。
・知っている鬼ごっこの種類が少ない。
・授業の場所や遊び場所に合わせた鬼ごっこを知りたい。
・子どもの発育発達に合わせた鬼ごっこを知りたい。
・総合学習の時間に、鬼ごっこを生かしたい。
まだ、数多くの課題がありますが、一つ一つのご要望に合わせてご対応を差し上げております。
① 体育の授業
学習指導要領に準拠
学習指導要領では、第2章各教科の中の、第9節の体育の項目において、第1学年及び第2学年の内容のE項目「ゲーム」の中で、ボールゲームと鬼遊びの2つが取り上げられていますが、鬼遊びは「鬼ごっこ」にあたります。当協会のプログラム導入や講師派遣を依頼頂いている小学校では、体育の授業や休み時間などに、導入頂きやすい鬼ごっこのプログラムをご提供しています。
当協会の羽崎会長が考案をしていた宝取り鬼ごっこも、推奨されています。スポーツ鬼ごっこは、宝取り鬼ごっこをベースにして開発されており、さらに発展的に小学校期の子ども達にも楽しんでもらえるように改良を加えているコンテンツになります。
また、「体つくり運動」のA項目は、1学年~6学年まで含まれていますが、この項目にある体つくりのプログラムも、各種鬼ごっこの具体的なプログラムで準拠することができます。1学年~6学年の児童に向けて、発育発達に沿った鬼ごっこをご提案できます。
② 総合的な学習の時間
鬼ごっこ・スポーツ鬼ごっこ体験学習
総合的な学習の時間では、児童の自発的に横断的・総合的な課題学習を行う時間とされています。当協会では、総合的な学習の時間にも適用できるプログラムを実施しております。
・体験型学習の時間
・課題解決型学習の時間
地域住民や保護者と連携したイベント運営、鬼ごっこの歴史文化の調査研究、社会課題への解決手法として鬼ごっこを取り入れたグループワーク、鬼ごっこの健康効果などを調査するワークなどを行うことができます。
③ アクティブ・ラーニング
主体的・対話的で深い学び
当協会は、アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)のカリキュラムを実施をされる教育機関への講師によるコンテンツ提供を行っております。
コンテンツの内容も、各学校のご要望に合わせて詳細を詰めていくことができます。
例「鬼ごっこを取り巻く地域社会、鬼ごっこイベントで課題解決」
<主体的な学び>
・自分たちの地域の社会的課題を見つける
・少子高齢化
・遊び場の減少(公園でボール遊びができない等)
→鬼ごっこによって課題解決
<対話的な学び>
・地域住民との協力
・教職員や同級生との連携
・グループワーク(友達とのコミュニケーション)
<深い学び>
・地域社会への貢献
・イベントや催しを自分たちで企画する
・社会課題解決の手法を学ぶ
④ 教員向けの研修会
体験型・講義型の研修会
小学校教職員向けの研修会を行っています。
体育の授業などで、いろいろな鬼ごっこを楽しく導入しやすくなるように、プログラム指導や、ルールや遊び方をお伝えしています。
<体験型研修会>
・いろいろな鬼ごっこの遊び方
・伝承的な鬼ごっこの遊び方
・新しい鬼ごっこを作るワークショップ
・スポーツ鬼ごっこの基本的な取り組み方
<講義型研修会>
・鬼ごっこの歴史的意義
・鬼ごっこがなぜ社会から求められているのか?
・現代を生きる子ども達に必要な運動能力
・鬼ごっこの楽しい伝え方