CSV
CSV活動
CSV(共通価値の創造)Creating Shared Value = 戦略的CSR
提唱者:ハーバード大学教授 マイケル・E・ポーター 2009年に国際連合、ハーバード、ネスレなどを中心に提唱をはじめた概念です。
※ネスレ日本株式会社の共通価値の創造のCSR活動「ネスレヘルシーキッズグローバルプログラム」を鬼ごっこ協会では行っています。
(1)製品と市場を見直す
→新たな市場の創出
(2)バリューチェーンの生産性を再定義する
→開発、製造、物流、マーケティング、販売、サービス
(3)地域の産業クラスターをつくる
→地域の多様な主体と事業を創出する。
■CSVの民間企業にとっての可能性
共通価値の創造は、企業が事業を営む地域社会の経済条件や社会状況を改善しながら、 みずからの競争力を高める方針とその実行と定義できる。共通価値を創出するにあたって重視すべきことは、社会の発展と経済の発展の関係性を明らかにし、これを拡大することである。
■鬼ごっこ協会のCSV活動
日本各地で、鬼ごっこに関する大会・イベント等を行っていてそれぞれで抱えている課題や問題はそれぞれです。その一つ一つのことを解決して行こうとすると、時間、労力、資金などの問題があり、持続して行って行くためにはどれも欠かすことはできません。鬼ごっこ協会として、これまで個人、団体(国・地方自治体、公共団体、民間企業、NPO、サークル、ス ポーツ団体等)との連携して行くにおいて、このCSVの発想はとても重要な意味を持つことになります。
これまでのCSR的な発想では、事業性を持たせていくことが困難なケースがあり、社会貢献活動は継続性を持たせて行くことが困難なことが多くありました。しかし、現代のようにやるべきことが山積している社会においては、継続性を持たせるために「経済の発展」は必ず必要なものとなって来ています。行政機関や民間企業、そして地域住民とも協力しながら、社会と経済の発展の相互を高めて、各地域コミュニティにとっての多様な主体同士で「共通」にあり「共有」できる「価値」を生み出し、日本そして世界を発展させて行くことを鬼ごっこ協会として目指しています。
未来を見据えて、今を大事にしながら、明るい町「鬼ごっこのある町」を世界中に創っていきたいと思っています。
■ネスレ日本株式会社との事例
一般社団法人鬼ごっこ協会では、ネスレ日本株式会社のCSR活動(CSV活動(共通価値の創造))の「ネスレヘルシーキッズグローバルプログラム」を、一般社団法人ニュートリション運動推進会議と恊働で取り組んでおりました。
次世代を担う子供達の為に、「たくさん動いて、しっかり食べて、元気なからだをつくろう」という目的のもとで、ネスレの関わるすべてのステークホルダーが喜ぶような取組みへと成長させていく為の活動となっています。世界的な学者であるハーバード大学ビジネススクールのマイケル・E・ポーターが中心となり、提唱している共通価値の創造の活動としては、活動に参画していた2010年当時では日本において数少ない事例となっていました。
家庭や、地域、学校などと連携しながら、プログラムを展開しています。鬼ごっこ協会では、「ネスレヘルシー鬼ごっこ」のコンテンツを提供しています。