STORY

ストーリー

①羽崎泰男会長の経験

「30年間で数千万人以上の子ども達、親子へプログラム開発」


鬼ごっこ協会の設立者、羽崎泰男は『青山こどもの城』が設立された1978年からこどもの城の各種プログラム(運動、遊び、音楽、造形、映像等)の企画制作プロデュース、運営実施の責任者として携わる。年間100万人の幼児、学童、親子に対して各種プログラムの実施を行ってきました。現在は、城西国際大学教授へ就任。
 

②「鬼ごっこ」に着目した要因

「肥満の子どもでも、運動が苦手でもできるのが『鬼ごっこ』」


青山こどもの城にて、鬼ごっこに着目した要因は、当時の厚生省との共同で30年前に「子どもの肥満」の改善プログラムを作っていた時に、様々な運動やスポーツを肥満児童にさせた結果、元来から苦手意識を持っている子達はそれらを行わなかった。
しかし、「鬼ごっこ」をさせた所、遊びの感覚で楽しく行ってくれて、実際に1年間通して行ったところ、肥満の数値が正常へと戻るデータが出たことが、誰もが楽しめる運動遊びとして、鬼ごっこに注目した要因です。

③デジタルゲームの登場

「デジタルゲームとも共存できる、ゲーム性・戦略性・対戦型の『鬼ごっこ』を開発」


20年前から登場したデジタルゲームは、現代では子どもの遊びの代名詞になりました。当時、こどもの城に大手ゲーム会社が企画制作のアドバイスを聞きに来ていたのですが、ゲーム会社の皆さんの情熱は素晴しく、アナログな遊びはそれを担う方の情熱には及ばないと実感して、何とかしてゲームとも共存のできる、新しいアナログな遊びを作れないかと羽崎代表が模索をした末に思いついたのが、ゲーム性のあり戦略性のある新しい「鬼ごっこ」の開発でした。  

④スポーツ鬼ごっこの開発

「現代の子ども達に、チームワーク、競争・勝負意識、コミュニケーションを学んでもらうために」


10数年前より言われはじめた「ゆとり教育」やその他社会での問題により子ども達に競争意識、勝負意識、粘り強さなどが失われ始めていると社会的に言われていますが、そうした課題を解決するために、羽崎会長がもともとスポーツの世界の人間だったこともあり、スポーツにある競争、勝負、仲間意識、コミュニケーション性の要素を、鬼ごっこに加えた「スポーツ鬼ごっこ」を20年前近くより開発に着手しました。